奈良公園の桜と平城(なら)氷室神社の枝垂れ桜

東京はこの週末が桜の見ごろだとテレビニュースで見ました。
先週、開花宣言があり、あまり日を置かずしての満開宣言となり、映像では満開の桜の下を、たくさんの人が歩いていました。

先週、ニュースで開花宣言を聞き、まだピンと来なかったものの、じっとしていられなくなり、今週火曜日のこと、夕方２時間ほど時間が空いたので、奈良公園に行ってきました。

近鉄奈良駅を出て、鹿たちが草をはむ中、桜を探しながら二月堂に向かって歩きます。

しかし、「冬桜」が咲いているのを除き、桜の花を見ることはできませんでした。。。

二月堂には、お水とりのときに使われた柵がまだ残っていて、お松明の燃えかすが、所々に残っていて、かすかに炭のような臭いがします。

お堂の上から、大仏殿のほうを眺めても、桜の気配はありません。

夕暮れも近くなり、仕方なく帰ることにして奈良公演の中を歩いていると、夕日を浴びた鹿が、こちらを振り返ります。

鹿の姿を写真に収めた後、駅に向かって歩く途中、「平城(なら)氷室神社」の前を通りかかった時、ピンク色をした花が目に入りました。

二月堂に向かう際に通ったはずなのに、まったく見逃していたのです。

ご覧の通り枝垂れ桜で、まだ満開ではなく、２分～３分咲きといったところでしょうか。

これが今年初めて見た、春咲きの桜となりました。

昨日、３月２２日に奈良の開花宣言がありましたので、来週末あたりは見頃を迎える桜もあるでしょうね。