注文してから3か月ほど経った今月、12月23日。
忘れた頃に手に入ったのがコチラ、パナソニック(panasonic)フェードバリカン ER-GP86
フェード用のバリカンとなると、日本の理美容業界ではアメリカ製を使っている方が多い印象です。
日本製バリカンでフェードに適した使いやすいバリカン・クリッパーが無かったのが一つの理由でしょう。
そんな声がやっと届いたのか、満を持して登場したのがこのパナソニックのバリカン。
入手してかから約1ヶ月弱経ったので、レビューをしてみます。
あくまで個人的な感想として、率直に「コレはイイ♪」。
パナソニックのバリカンには二つのモーターのタイプがあります。
こちらのフェードバリカン ER-GP86 は上位モーターの「リニアモーター」が採用されています。
リニアモーターの何が良いのかといいますと、回転が速く刈り残しが少なくなること。
ER-GP86 は音が静か
あと、新しく採用された刃との兼ね合いがあるのか、パナソニック旧タイプのバリカン、ER-GP80よりも音が静かになっています(ER-GP82-Kは持っていないので比較できません)。
旧タイプER-GP80の話をしたので、ついでに書いておきます。
充電スタンド、アタッチメントは流用可能です。
充電スタンドが流用できるのは良いことでメリットと捉えています。
新しいバリカンを買い増すごとに充電スタンドが増えると、置き場所にも困るのがその理由。
話を音に戻しましょう。
動作音が静かなので、刈り残しがある場合よく分かります。
これもメリットです。
0.3mmでWAHL Beret(ウォールベレ)との差
新しい『ER-GP86』は一番短い刈り高が0.3mmに設定されています。
0.3mmというと、『WAHLのBeret(ベレ) 』と同じ設定です。
当店でもベレを使っています。
ここで気になるのが同じ長さでカットできるのか?
じゃないでしょうか。
そこで試してみました。
その結果、当店の個体での比較ではウォールベレよりもパナソニックER-GP86のほうが短くなる結果となりました。
ウォールベレは固定刃なので、こちらのほうが短くなるだろうと思っていたので驚いたのが正直なところです。
下の写真はワタシがヒゲを1週間ほど伸ばした後、双方のバリカンを使ったものです。
わずかながら、左のパナソニックのほうが短くなっているのが分かるでしょうか。
改善してほしいアタッチメント
ここまで良い面を書いてきましたが、改善してほしかった面もあるので書いておきます。
それは、先にも書いた流用できる「アタッチメント」について。
新しく採用された1.5mmのアタッチメントはよくできていると感じます。
おそらく、打倒ウォールを目指して作られたのでしょう、作りは良いです。
気になるのは、旧型のER-GP82と同じ3mmと4mmのアタッチメント。
6mmと9mmに関しては、従来のものでは良いと思うんです。
しかし、3mmと4mmに関しては、細かい作業がしやすいような改良が欲しかった。
長さは3mmと4mmの設定で良いので、1.5mmのようにそれぞれ独立したアタッチメントが良いように感じます。
3mmと4mmが一つの作りになっていたところで、付け替える作業は発生してしまうのです。
アタッチメントに関しては、これまで使って来た『WAHLのMagicClip』のほうが使いやすい。
この部分に関しては技術者の好みもあるでしょうが、ワタシはそう感じています。
良い面と改良してほしい面の2面ありますが、現状『WAHL MagicClip』の出番は減っています。
下のお客さんはパナソニックのバリカンを使っています。
今後使っていくうちに新たな面が出てくるかもしれません。
その時は改めてブログに書いてみます。
以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした
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