大阪は、今日、2019年3月27日に桜の開花宣言が出ました。
それに合わせるように、昨年(2018年)は花をつけてくれなかった『一才桜』が、ようやく開花してくれました。
桜は、枝を切ってしまうと、花がつかなくなってしまうことがあるそうで、『桜切るバカ 梅切らぬバカ』という言葉があるそうです。
この言葉を知ったのが、昨年、3本、4本と、知らぬ間に枝が折れていました。
その一切桜の状態を、植木が趣味のお客さんに見てもらった時でした。
枝が折れてしまったのが、影響したのか、昨年は花をつけてくれませんでした。
でも、来年こそは…
と思いながら世話をしていたので、喜びもひとしおです。
毎日世話をして、やっと花を咲かせても、それはほんのわずかの期間です。
それだけに尊く、それだけに儚い。
桜はちり際が見事なので、侍の人生を桜に例えることがあります。
しかし、桜に例えられるようになる以前、松を侍の人生に例えていたそうです。
松は四季を通じ、姿を変えません。
その姿は、何事にも動じず、じっと耐えているように見えることから、その姿が武士として相応しいということであったそうです。
桜自体は姿を変えますが、花を咲かせるように世話をするほうは、毎日耐えるような心境です。
先日、引退発表をした大リーグ マリナーズのイチローさんが、とんでもないところへ行くただひとつの道は、小さなことの積み重ねしかない。
そんなことを話していました。
桜を咲かせるのは、「とんでもないこと」ではありませんが、花の世話も、小さなことの積み重ねではあります。
4月1日に平成の次の、新元号が発表になるそうです。
平成最後って、何でもつければ良いと感じて無かったのですが、平成の最後に咲いてくれてよかったと感じております。
以上
東大阪の理容室
オーパス21の前田でした
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