丹波焼の窯元の作品を一か所でたくさん見られる『陶の郷の窯元横丁』 | 店長の与太話
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丹波焼の窯元の作品を一か所でたくさん見られる『陶の郷の窯元横丁』

陶の郷 窯元横丁
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日本六古窯(にほんろっこよう)と呼ばれる焼き物の産地があります。

  • 信楽焼(滋賀県)
  • 丹波焼(兵庫県)
  • 備前焼(岡山県)
  • 瀬戸焼(愛知県)
  • 常滑焼(愛知県)
  • 越前焼(福井県)

この6か所の焼き物は、大陸から伝わったものではなく、日本で生まれ、日本で育った焼き物だそうです。

もちろん、このほかにも焼き物には色々な種類がありますが、好みの焼き物が、この日本六古窯に入っています。

 

釉薬を使わない素焼きのような器が好きでして、以前は焼き物市に行く機会があると足を運ぶこともありました。

焼き物市に行き、色々見ていると、同じ産地の焼き物でも、表情がまったく異なったものがあるのも珍しくありません。

そんな中にあって、信楽や丹波の焼き物に心を惹かれるものが多くありまして、年を取るにつれ、素焼きの素朴な表情の中に繊細さを秘めたようなものが好きになっています。

 

分かったようなことを書きましたが、焼き物の良しあしを見る目はなく、単純に器を見るのが好きでして、昨日の定休日、好きな焼き物の産地、丹波に行ってきました。

 

 

どこでもそうなのですが、産地に行くと、たくさんの窯元があります。

一軒一軒見ていくには時間もかかるし、できれば自分の好みに合いそうなものを作っている窯元に行ってみたいと思いますよね。

そんな方にとって、丹波焼の産地には、とても便利な場所があるのです。

 

それが丹波伝統工芸公園の中にある『陶の郷(すえのさと)』です。

 

 

丹波焼の窯元の作品を一堂に集め、自由に手に取り、購入できるお店があるのです。

 

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大阪から丹波焼 陶の郷への移動は電車とバスを利用

今回で3回目となった昨日、初めて電車とバスを利用して行ってみました。

 

大阪駅からの往復の旅程はこんな感じ↓

大阪から行きの旅程

大阪駅 AM9:20 発
(JR福知山線 丹波路快速 篠山口行き)
相野駅 AM10:11 着

相野駅の改札を出て右側にあるバス停に移動してに神姫バスに乗り換え

相野駅前 AM10:20 発
(神姫バス)
陶の郷 AM10:34 到着

 

陶の郷から帰りの旅程

陶の郷 PM12:22 発
(神姫バス)
相野駅前 PM12:39 到着

 

相野駅 PM12:43 発
(JR福知山線 区間快速 大阪行き)
大阪駅 PM13:36 着

この予定で、陶の郷に1時間48分滞在できる計算になります。

 

雨の中、相野駅で下車して、駅前にあるバス乗り場に移動します。

 

JR福知山線相野駅

 

 

JR福知山線相野駅前バスロータリー

 

雨が降っているものの、バスで田園風景の中を進むのは楽しい時間でした。

 

 

雨の平日なのに人が多かった陶の郷

陶の郷バス停で降り、建物のほうに行ってみて驚いたのが、観光バスが3台も停まっていたのと、自家用車も多かったこと。

 

 

コロナ禍の中だし、雨だし、ガラガラだろうと思っていたのに三度訪れた中で、一番人が多かったのです。

 

陶芸教室やお土産物屋、レストランもある丹波伝統工芸公園に入るには入場料200円が必要です。

 

 

工芸村にはいくつかの建物があり、伝統工芸士の作品が展示されている所があったり、丹波の黒豆など、地元のお土産を販売しているもあるのですが、正直、あまり力を入れているようには感じません。

丹波と言えば、食の宝庫でもあるし、とても、もったいないと感じます。

 

おそらく、訪れる人のほとんどが、焼き物を見たい、買いたいという希望でやってくるのでしょうね。

焼き物を展示販売しているのが、窯元横丁の看板がある建物です。

 

丹波焼窯元横丁

 

中は下の写真のようになっています。

 

 

通路に沿って、窯元別に作品が置かれていて自由に見ることが出来るのです。

 

窯元横丁の中の案内図があるので貼っておきます。

窯元横丁の中の案内図

 

一つ一つのブースは小さくて、作風が気に行ったらその窯元に行く流れにしているのでしょうね。

 

何万円もする高価なものは置いていません。これが、ワタシにとっては嬉しい面でもあります。

 

先に貼った窯元横丁の案内図の裏には、丹波焼の窯元の地図が掲載されています。

 

文字が小さすぎて読めませんが、たくさんの窯元があることは分かってもらえると思います。

また、このマップより見やすいものが陶の郷のHPにあるので貼っておきます。

窯元路地歩きマップ(PDF)

 

また、その時々でテーマを決め、テーマに沿った焼き物を販売するコーナーもあります。

昨日は『鍋の器展』と題した器が並んでいました。

 

丹波焼窯元横丁

 

ここには、決まった窯元さんだけではなく、趣の異なった作品が並んでいます。

 

この施設でありがたいのは、店員さんがいないので、じっくりと、自分のペースで品定めができること。

気に入ったものを買い物かごに入れ、最後にレジで精算するようになっています。

 

ワタシは釉薬・うわぐすりを使っていない、もしくは、使っていても一部分だけの作品が好きなので、そんな傾向のある作家さんのブースに時間を取りたい。

でも、昨日は、お祝いの品を買いに行ったので、自分の好みのものばかりを見てられず、あっちのブース、こっのブースを行ったり来たりしていました。

バスの時間まで約2時間あるので、時間を持て余すかもしれないと思っていたのに、実際は、時間が足りないくらいでした。

 

ギリギリまで悩んだ末、レジに向かい精算。

今日、その作品を渡すと、当人はとても喜んでくれたので、足を運んだ甲斐がありました。

 

バス停に向かうと、紅葉が進んできた木々が所々にありました。

 

 

バスの本数が多ければ、一本や二本後でも良かったのですが、12時22分の次は15時23分まで、3時間も空いてしまうため、後ろ髪をひかれながら大阪に戻ったのです。

 

姫神バス時刻表

 

日本六古窯すべての産地に行ってみたいと思うものの、実際に足を運んだことがあるのは、信楽焼と丹波焼の二つだけです。

今年8月に信楽に行き、11月に丹波焼を現地で見ることができました。

備前焼と越前焼にも、好きそうなものを見かけるので、ぜひとも行ってみたいと思っています。

 

以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした

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