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動力が必要ない200Vのエアコン 状況によっては電気代の節約になるケースも

ダイキン業務用エアコン
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お店を出してから今年で24年。

その当時から使い続けているものの一つが業務用エアコンです。

 

今年はコロナの影響で換気扇を回したまま作動させているので、過去最高に働いてもらうことになるかもしれません。

 

今年、もし、猛暑になりフル稼働となると、気になるのが故障です…

実は、開業して2年目の夏にガス漏れ

3年目の夏にコンプレッサーが故障して交換

こんな経験をしているので戦々恐々なのです。

 

壊れる時って、たいてい、気温が一番高い時期なんですよね。

ガス漏れの時はお盆で、業者さんが休んでいて、ホトホト困りました。

そう考えると、壊れる前に交換しておこうと思いたち、機種選定や見積もりを繰り返し、ようやく来週、交換することが決まりました。

 

決定するまでに知ったエアコンに関することが、ひょっとすると、うちと同じように小規模な理美容室、または店舗経営をしている方にとって役に立つかもしれないと思ったので、ブログに書くことにしました。

 

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店舗の広さとエアコンの馬力と使用状況

本題に入る前に、うちのエアコンの使用状況と電気契約について書いておきます。

店舗の広さ

約5m×約3mの約15平米。

畳みで言うと約10畳。

坪数でいうと4.5坪。

この店舗に低圧電力(200V)契約で2.3馬力の業務用エアコンを使っています。

 

ダイキン業務用エアコン

 

このエアコンを1年のうち使うのは5月~10月の6か月ほどです。

気温が下がってくると、石油ファンヒーターを使うので、ブレーカーを落として、基本料金を節約しています。

 

動力とも言われる低圧電力を一切使わなければ基本料金が半額になるので、ブレーカーを落としているのですが、使わなくても電気代がかかっているとも言えます。

このこともあり、今回、低圧電力の200V仕様のエアコンから従来電灯で使える200V仕様のエアコンに変更することになりました。

 

200Vの電気には三層と単相の2種類ある

実はワタシ、一般電灯は100V動力が200Vという単純な認識しかありませんでした。

なので、業務用となると動力の200Vが必要で、ほかに選択肢はないと思っていました。

 

しかし、エアコンに詳しい人の話を聞いていると、うちの場合、動力を引いているのに使っているのはエアコンだけという状況はもったいない。

さらに言うなら、暖房を使っていないなら、「単相(たんそう)」で十分ですよ、と教えてもらったのです。

 

えっ
「単相」
って何?

 

説明を聞いていると、「単相」や「三相(さんそう)」という言葉が出てきます。

その意味が分からなかったので教えてもらったのです。

 

 

「三相」とは

工場などで大きな電力を使う場所に適した電力のことで「200V」のみ。

 

そして

 

「単相」とは

一般のドライヤーや蛍光灯・LED電灯など、2つ穴のコンセントを使う電気のことで「100V」と「200V」がある。

 

となっているそうです。

今回、ワタシが驚いたのは、一般家庭で使う従来電灯でも、200Vの電化製品が使えるということ。

これは驚きました。

 

 

製品カタログには【単】と表示されていて、動力と同じ性能のものが載っているのです。

 

ダイキン業務用エアコンカタログ

 

 

知っている方は、何を今さらと思われるでしょうが、知らないワタシには目から鱗の話でした。

 

三相から単相エアコンに換えることで電気代が節約できる

さらに、現状の「三相」から「単相」に変えることで、1年単位で見ると電気代が節約できると教えてもらったのです。

ちょうど、この話を聞いた翌日、大阪駅に隣接するグランフロントに入っているダイキンのショールームに行き、色々と相談しようと思っていたので、これらも含め聞いてみることにしました。

 

ダイキンショールーム

 

店舗の広さや使用状況などを伝えると、電気代を計算してくれまして、それを資料にしてもらえるのです。

 

ダイキンショールーム

 

このダイキンショールームで相談するには事前予約が必要で、コチラのサイトから申し込めるので、エアコン設置や入れ替えを検討しているなら、行ってみて損はないと思います。

 

 

担当してくれた方の話では、25年前のエアコンはインバーターがついていないことなどもあり、使用で力に大きな差が出ますとのこと。

色々と相談して、現状、2.3馬力のエアコンから2馬力のエアコンにすることにしました。

これは、過度なオーバースペックだったので、そうすることにしたのです。

 

うちの店の広さに2.3馬力のエアコンなら十分な余裕があります。

その結果、24年も使えたのかもしれませんが、2馬力でも余裕があるのです。

 

車で例えるならこんな感じでしょうか

1200ccと2000ccの車を同じ60kmで走らせた場合、2000ccのほうがパワーに余裕はありますが、燃費なら1200のほうが優れている。

こんなイメージでとらえる分かりやすいでしょう。

 

そして、計算の結果、電気代は今の約半分ほどで済みますと教えてもらいました。

 

電気代シュミレーション

 

うちのように、エアコンは夏場しか使わないお店で、エアコンしか動力を使っていない場合は、「三相」から「単相」に変えると電気代が安くなるケースがあるようです。

まだ取り付けていないので、実際の電気代として比較できるのは9月になってからだと思いますが、結果が分かれば、またブログに書いてみます。

 

最後に勘違いしてほしくないことを書いておきます。

必ずしも「三相」から「単相」に変えるとお得という意味ではありません。

繰り返しになりますが、うちのように、エアコンを使うのは夏の冷房だけで、冬の暖房は他の機器を使うなど条件次第となっていて、お店の広さなど、状況・条件によっては「三相(動力)」を使うほうがお得というケースも当然あるということを覚えておいてくださいね。

 

以上
東大阪の理容室
オーパス21の前田でした

前田・まえだ

 

 

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