お客様が帰られるときでした。
店の玄関マットにクマゼミがいることに気づきました。
よく踏まれずにいたことです。
地面に落ちているセミは、残された時間が短いことを示しているのだと思います。
死んでいるのかも?
と思いながら触ってみると、羽根をバタつかせることはなかったものの、足を動かす元気は残っていました。
店先に植えているゴーヤに近づけると、つるを握り、上に登っていく動きを見せたので、そのまま様子を見ることにしました。
しばらくして様子を見ると、セミは同じ場所でじっとしてる。
最初、ゴーヤに乗せたときには届いていなかった日差しがセミに当たり、とても暑そうに見えました。
そこで気になり調べてみました。
ひょっとすると、セミにも熱中症があるんじゃないか? ということを。
するとですね。
セミも熱中症のような症状になることがあるというニュース記事を見つけたのです。
暑さに強いセミでも、35度前後の日が続くと、暑さに耐えられなくなり、危険な状態になると書かれてありました。
写真のように、地面に落ちていたのはクマゼミです。
きっと、セミの中でも暑さには強いはず。
でも、40度近い日がこれだけ続くのですから、もしかすると疲れているのかもしれない。
そう思い、店の中にあるコーヒーの木にとまらせました。
すると、葉の影に隠れる場所まで登っていきます。
きっとこれは、外敵から身を守るための本能なのでしょうね。
ここで動かなくなりました。
夕方になり、外でセミが鳴き始めたら、コーヒーの木を外に出してみるつもりです。
元気に飛んでいくといいんですがね。
以上、フツーの理容師
オーパス21の前田でした。
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