血圧や腎臓、心臓などに不安がある方は、塩分の摂りすぎに注意していると思います。
ワタシの父親もその一人で、現在、高血圧、心臓、腎臓の他、色々と悪い所をもっています。
そのため、塩分の摂り過ぎに気を付けています。
この減塩生活の中で、『えっ!?』と思うことがあったのでブログに書いておくことにしました。
和食党の父親は味噌汁が好きなので、毎日必ず味噌汁を飲んでいます。
毎日のことなので、使う味噌を『減塩』タイプに変えるのは自然なことだと思います。
そこに違和感を持たず、何年も使っていました。
塩分だけを気にしてる方の場合、何の問題ありません。
しかし、腎臓に不安のある方は減塩食品に頼りすぎないほうが良いのです。
なぜなら『減塩』タイプの調味料の多くは、塩(ナトリウム)の塩味をカバーするために『カリウム』が多く含まれています。
下の写真は『減塩味噌』の成分表です。
このカリウム。
健康な方であれば、排尿を促したりと必要な栄養素なのですが、腎臓に不安のある方は、このカリウムが毒になることがあるのです。
腎臓が弱っている方は、カリウムを十分に尿で排泄することができず、体内に蓄積されてしまいます。
カリウムが体内に蓄積されると、血中のカリウム濃度が上がり、「高カリウム血症」を起こし、不整脈が起きたり、最悪、心臓が止まってしまうこともあるそうです。
このカリウムは海草や切り干し大根などの乾物、納豆などにもに多く含まれます。
健康に良さそうな食材なのに、それが毒になってしまうのです。
父親の場合、便秘が続いたことがあり、バナナをよく食べていました。
実はこのバナナもカリウムが多い食べ物なのです。
心臓の定期健診で行う血液検査でカリウムが多目と言われていたものの、それが、どのような症状になるのかは教えてくれませんでした。
そんなことが1年以上続き、かなり高い数値になった時、下げる努力をしないとダメと言われ、腎臓内科の受診をすすめられ、腎臓内科の先生から、カリウムの悪影響を教えてもらったのです。
医師が専門外の事はあまり教えてくれないことは分かっていたものの、驚きました。
体が悪いことは認識しているものの、病状が安定していると、つい油断してしまい、調べなかったことを後悔しました。
断っておきますが、カリウムが悪いのではありません。
腎臓が弱っている方にはカリウムが良くないということなので、勘違いしないでくださいね。
以上、東大阪の理容室 オーパス21の前田でした。
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