2021年5月、NTT系の格安スマホOCNモバイルから第4のキャリアと思っていた「楽天モバイル」に移りました。
6月いっぱい使ってみた結果、元のOCNモバイルに戻ることにしました。
その理由は、楽天モバイルの通話品質と電波が不安定なことでした。
こうなるに至った経緯を書いてみます。
ドコモ・au・ソフトバンク
この3つの会社は3大キャリアと呼ばれていますよね。
この3つの会社は【MNO】とも呼ばれます。
対して、OCNモバイル・UQモバイル・Ymobile ・mineoなど、格安スマホと呼ばれている会社は【MVNO】と呼ばれます。
楽天モバイルの法人向けページに、以下のように説明されています。
- MNO=自社で回線網を有するdocomo、au、SoftBankなどの事業者。楽天モバイルも参入表明
- MVNO=キャリアの回線を借りて格安SIMサービスを提供する事業者
このように、MNOとは自社回線を有する会社となっています。
ワタシが勘違いしていたのは、「楽天モバイルも参入表明」という部分です。
乗換前に調べたネットの情報を見ていたワタシは、MNOになっていると思い込んでいました。
これなら安心して使えるだろうと思ったのです。
でも、念のためと思い、すでに楽天モバイルを使っている人に聞くこともしました。
その結果、乗換することにしたのですが、ワタシの場合は使えませんでした。
元に戻すことになった理由は、先にも書いたように「通話品質が悪い」ことと「電波が不安定」なことです。
楽天モバイルは通話料無料が特徴となっています。
ただし、楽天linkというアプリを経由しなければいけません。
このアプリは通話だけで利用するのではありません。
- 通話
- SMS
- 楽天ウォレット
- 楽天市場の検索
なんと、4つの機能が含まれているのです。
それぞれ独立した機能を持たせているアプリが多いので、こんなことをするから安定しないんじゃないの?
乗り換えた今、こんな考えを持っています。
この楽天linkというアプリを介するということは、「IP電話」だと思うんですが、詳しいことは分かりません。
具体的な現象として以下のことがありました。
- 相手先の声は聞こえるけどこちらの声が届かない
- 通話がプツプツ途切れる
- 通話音量を最低に設定しても音が異常に大きい
1と2に関しては、過渡期の携帯電話のような状況といえば、分かってもらえる人もいると思います。
これらは、電話をする楽天linkでの不具合です。
使いだしてからすぐにこのような不具合があり、電話をしたすべての人が同じような症状だったのです。
ただし、100%話せないということではなく、時折、途切れることなく通話できることもありました。でも、通話音量は大きいままでした。
ある時、親戚に電話をしたときも通話できなかったので、LINE電話を利用してみました。
しかし、これも同じような症状になるのです。
この時、スマホの電波を見ると、アンテナのところに×印が出ていました。
この経験をしたあと、家の中で電波状況を確認すると、トイれに入ると電波が届かなくなったりすることもあり、これはどうにもならないといな。と、率直に思いました。
困ったと思っていた先月半ばでした。
定期健診に行った父親が入院を勧められました。
しかし、ベッドの空きがなく、すぐに入院できないと言われたのです。
病院との対応は電話が主になります。
とりあえず、店の電話にかけてもらうようにしていたのですが、ずっと店にいるわけじゃないので、携帯電話も伝えていました。
そして、1週間ほど待たされた後、入院することになったのです。
今回入院した病院は、過去に数度入院したことがあり、過去の経験から、急に呼び出しがかかることが分かっていました。
店にいるときであれば良いものの、出先だった場合、電話をかけてこられて、まともに通話できないのは困る。
そう思い、約1か月ちょっとでしたが、元のOCNモバイルに戻すことにしたのです。
定休日だった今週月曜日、ヨドバシ梅田のOCNモバイルのカウンターでsimを発行してもらい、乗り換えたのでした。
変えてみると、もちろん通話は安定しいますし、異常な通話音量にもなりません。
そしてまさにその月曜日、病院から病状説明をするので来てくださいとの電話が入ったのでした。
乗り換えておいてよかったと思いましたね。
このことを娘に伝えると、婿も同じことがあったと聞きました。
そんなことで、ワタシの経験での話となりますが、メインや仕事で使う電話に楽天モバイルはオススメしません。
以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした
コメント