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毛染めとパーマ両方したいなら守ってほしいこと 傷んだ髪にトリートメントをしても元には戻りません

ヘアカラー・毛染め
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毛染もパーマもしたい。

こんな希望をされる方に聞いてほしい話を書いてみます。

 

ヘアカラーの中で、頻度が高くなるのが『白髪染め』です。

生え際に白いのが出てくると気になるので染めたくなる。

 

 

この気持ちは分かります。

ただ、パーマもしたいのであれば、毛染の頻度は少なくしてください。

なぜなら、髪が傷んでパーマをかけられないからです。

 

たんぱく質

パーマは髪のたんぱく質に働きかけてカールを作ります。

言うなれば、髪のたんぱく質がパーマをかける原材料です。

 

毛染め、ヘアカラー、ブリーチなど、毛染めを繰り返すと髪のたんぱく質が失われ、パーマをかける原材料がなくなってしまうのです。

 

ヘアカラー・毛染め

 

材料がなければパーマはかかりません。

この事実を分かってもらえないのです。

 

毛染めとパーマの両方していて、髪がいたんでジリジリになってしまった。

こんな経験をしたことがある方の髪は、限度を超えた毛染めとパーマをしてしまったからなのです。

 

髪が傷んでもでも大丈夫。

トリートメントしたら治るから。

このように考え、高いトリートメントをしたら、髪がツルツルスベスベになった♪

こんな経験をした方もいるはずです。

でもね、それは手触りが良くなっただけで、髪の痛みが治った訳じゃないんです。

たんぱく質が元通りになることもありません。

 

傷んだ髪に修復成分が入り込み、あたかも元通りになるようなコマーシャルを見たら、そう思ってしまうのも無理はありません。

しかし、現実は甘くない。

一度傷んだ髪は、元には戻りません。

 

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白髪染めとパーマをしたい方のおすすめのペース

参考までに毛染めとパーマの両方をしたい方へオススメしたいペースを書いておきます。

 

髪全体を染めるのは2か月に一度。

その間に一度だけ、気になる分け目や前の生え際だけを染める。

この時、決して髪全体を染めない事。これは必須です。

 

よく眼にする、泡タイプの毛染め剤は髪全体を染めやすくするために作られているので、分け目や前の生え際などを部分的に染めるのに適していません。クリームタイプのものを使い、ハケで白い部分だけを染め、髪への負担を最低限にしてください。

 

そしてパーマも最短で2か月に一度で、全体を染めてから2週間は空ける。

これくらいにしてください。

 

勘違いしないでほしいのは、このようにすれば、髪のダメージが無くなるという意味ではありません。

必ず髪は傷みます。

傷んだ髪をいたわりながら毛染めやパーマをするには、最低でもこれくらいの間隔を空けてくださいという意味です。

アイロンパーマは薬剤処理にプラスして熱処理が加わるので、当店では3か月空けてもらうようにしています。

 

そして最後に、全体を染める白髪染めは自分で行わず、理美容室で目立ってきた部分だけ染めるリタッチにしてください。

先ほど書いた泡タイプのようなもので染めないでくださいね。

 

理想的には、パーマならパーマ。

カラーならカラー。

どちらか一方にしても髪は傷むので、髪が細い方は、両方しないほうがいいです。

 

以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした

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