セットが楽になるコテパーマは、どれくらいの間隔でかけるのが良いのか?
気になる方が多いと思います。
この問題は、個々の髪質によって大きく左右されるのです。
そんなことをブログに書いてみました。
ご予約をいただいたときはパーマでした。
昨年からパーマをかけるため、髪を伸ばされていました。
そんなことで、ワタシはイメージを膨らませておりました。
そのイメージはクルクルとしたワイルドなイメージのハードパーマでした。
ご来店いただき、髪の長さを見ると十分な長さがありました。
何も意識していないときは紙が伸びるのが早いな。。。
と感じるのに、髪が伸びるのを待っていると、なかなか伸びないものでして、年をまたいで待ってもらったのでした。
施術に入る前、パーマについて相談しておりますと、日々の手入れの点や、周りの反応が引っ掛かりました…
長い髪にハードパーマをかけると、最低限のセットは必要です。
セットで横着した場合、爆発したようなヘアースタイルになりかねません。
そしてもう一つ、短くしたい希望もあったのです。
これらを総合しまして、これまで何度かかけていただいた【コテパー】にしましょう。
となったのでした。
そんなことで、カットを進めていきます。
パーマをかけるといっても、カットはとても重要なんです。
カットをおろそかにすると、仕上がりに影響することはもちろん、伸びてきた時のおさまりなどに違いが出ます。
短めが希望ですが、過去の例よりも長めの設定でカットを進めます。
最初に輪郭のカットが終了して、毛量調整に入る前、ドライヤーで現状確認をしました。
するとですね。
パーマかけないでも、きれいに収まるんですよね^^
『まだ十分コテパーが残ってるな…』
と感じながらカットを進めていき、終わろうとした時でした。
「まだ(コテパー)かかってますね」
という言葉が聞かれました。
ワタシは即座に
「そうでしょ。なんかもったいないんですよね」
と言葉を返しました。
もちろん、コテパーをかけたほうが髪の立ち上がりなどはしっかりと出ます。
しかし、とても、もったいない。
というのがワタシの素直な感想でした。
そんなことで、コテパーをかけるのは次回に延期となりました。
だって、こんな感じなんですから。
前回、コテパーをかけてから、約3か月半経っています。
コテパーマに限らず、普通のパーマでも髪質によって持ちは左右されます。
当店では、3か月空けてのコテパーをお勧めしています。
その理由は、ダメージを可能な限り低くしたいからです。
多くの方は、3か月ほど経つとコテパーマは取れてしまいます。
しかし、髪がしっかりしている方は持ちが良いのです。
逆に髪が柔らかくて細仕方は持ちが悪くなります。
今回、ドライヤーで【寝かせたり立たせたり】なんてことはまったくしていません。
ワックスをクシャクシャともみこむと、こんな感じになってくれます。
これだったら、コテパーかける必要ないですよね。
ということで、コテパーをかけるのは次回となりました。
Oさん写真撮影のご協力ありがとうございました。
最後に、コテパーを希望される方に、必ず知っておいてほしいことを書いておきます。
コテパーマは髪質を選びます
残念ながら、コテパーは髪質を選びますので、以下の一つでも当てはまる場合、施術をお断りする場合があります。
- 猫毛と呼ばれるような柔らかい髪
- 毛染めやブリーチによって傷んだ髪
- パーマ・縮毛矯正によって傷んだ髪
- 短すぎる髪(5センチ以下)
- 長すぎる髪(15センチ以上)
コテパーマの賞味期間
アイロンパーマの賞味期限は通常2か月程度ですが、髪質や髪のコンディションによって左右され、場合によったら1か月程度で取れるケースもあります。
コテパーマの施術間隔
髪の体力を温存するため、毎月の施術はしておりません。
最低でも三か月は空けていただきます。
髪の体力が落ちてくるとパーマがかからなくなるので、これは良い結果を出すために必要な髪の休息期間です。どうかご理解ください。
コテパーマ後の髪の手入れについて
普通のパーマであってもアイロンパーマであっても、日々の手入れ・セットは、絶対に必要です。
コテパーマは、スタイリングを楽にすることは出来ますが、セットレスにするものではありません。
以上
東大阪の理容室
オーパス21の前田でした
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