広島県尾道市。
一昨年から行ってみたいと思っていた所に行ってきたのは夏休みでした。
尾道に至る前、讃岐うどんを食べ、倉敷に立ち寄ってきまして、ブログに書いています。
さて、尾道です。
尾道に行きたかった最大の理由。
それは尾道ラーメンを食べる事でした。
一昨年あたりから本場の尾道ラーメンを食べたいと思っていたのですが、コロナの事もあり、ちょっと尻込みしておりました。
そんな中、昨年の3月に福岡に行く用事がありました。
この時車で行きたかったのですが、同行する両親が長時間の車移動はしんどいとのことで、断念したのです。
過去にも福岡や熊本に行くことがあり、ほぼすべて車で行ったのですが、昨年は高齢が理由で断念したのでした。
尾道ラーメンと九州へ行くことに何の関連がある?
と思った人も多いはず。
でも、ワタシには関連があるのです。
車で九州方面に向かう際に通るのが山陽自動車道。
この高速道路を通る時、必ず立ち寄るのが福山サービスエリアなんです。
このサービスエリアで必ず食べるのが「尾道ラーメン」。
普段、大阪でラーメン屋に行くことはほぼなく、特にラーメン好きではないのです。
しかし、昨年3月に九州に行ったとき、先書いた理由で断念したのです。
気持ち的には車で行こうと思っていたので、尾道ラーメンを食べるのを楽しみにしていたのでした。
でも食べられなかった。
食べたいと思っていたのものが食べられなくなると、無性に食べたくなるものです。
その気持ちを2023年に持ち越し、この夏、やっと行ってきたのでした。
香川、岡山と経由して尾道駅に近いホテルにチェックインしたのは午後4時を回った頃でした。
部屋に入り、一服してからシャワーを浴びて汗を流しました。
時間はまだ5時になっていない。
夕ご飯にはちょっと早いので、観光名所である千光寺に行ってみよう。
そう思い、カメラを持って千光寺の方に歩いていきました。
ホテルから少し歩くと、尾道本通り商店街がある。
夏の厳しい夕日を避けるのにちょどいいので歩いてみると、昭和にタイムスリップしたような、なんとも懐かしい雰囲気がありました。
クラブ活動の帰りでしょうか、高校生が自転車で通り抜ける。
商店のおばあちゃんは店じまいを始めているおばあちゃんの姿。
植木に水をあげているお年寄り。
石畳の向こうに見えるのは尾道水道。
列車の音に振り向くと、細い路地の向こうに列車が走っている。
歩いているだけでゆったりしたような気持ちになれる。
このゆったりしたのが理由で、千光寺に上るロープウェイに乗れなかったのでした。。。
乗り場に着いたのは17:20分。
ロープウェイの最終は17:15分。
チケット売り場に到着する前に見えたロープウェイが最終だったようです。
ワタシと同じようにロープウェイの時間を知らずにやってくる人が数人いました。
さて、どうしたものか。と悩むこと数秒。
まだ明るいし、ここまで来て景色を見ないのはないな。
そう思い、歩いて登ることにしたのです。
登ってよかったと思ったのは、ロープウェイが終わっていたことにより人が少なくゆっくりできたこと。
明日にすればよかったと思ったのは、拝観時間が終了してお堂に入れなかったこと。
良いも悪いもあったものの、山を下るときは気分が良かった。
さて、今回の旅の目的の尾道ラーメンです。
予定では、千光寺からホテルへの帰り道で食べるつもりでした。
しかし、今年の暑い暑い夏に山登りをしたものですから、目に入るほどの汗をかいてしまった。
まずは汗を流したいと思い、ホテルに戻りシャワーを浴びた。
この時点で18時50分前後。
行ってみたいと思っていた数件のラーメン屋さんは、千光寺ロープウェイの乗り場の近く。
ロープウェイ乗り場までは約1kmあるので、15分程度はかかる。
ここでふと思ったのは、もしかして、閉店してるのでは?
調べてみると、1キロ歩いて到着する頃には閉店間近。こりゃいかん。
慌ててホテルを出て歩き出す。
しかしここで、足を止めてしまう綺麗な景色に出会ってしまう。
尾道水道の空が赤く染まる夕焼けです。
写真好きとして、この景色に背を向けることができず、写真を撮る時間を割いたのです。
このタイムロスで完全に間に合わないと判断した一方、片道1km、往復2km歩かずに済むとも思ったのも事実でした。
歩かずに済む理由や言い訳をどこかで探していたのでした。
そもそも、ラーメン屋さんの営業時間やホテルから行きたいラーメン屋さんへの距離など、下調べをしておけばよかったのです。自分のせいなので仕方がない。
夕焼けを見ていた場所から歩いて数分の距離にあったラーメン屋さん「食海」に入り、念願の尾道ラーメンをいただいたのでした。
尾道ラーメンと炒飯のセット。
美味かった。
厳しい暑さだったものの、暑いのは好きなので苦にならず、楽しい夏の思い出として残る一人旅をしてきました。
今度はどこに行こうかな?
と考えるのもまた楽しいのです。
以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした
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